SPYDは高配当株ETFの入門銘柄
2024年から始まる新NISA制度は
非課税期間が恒久化され、
高配当株投資を考える人には
大きな改正だったと言えます。
この記事では、
高配当株ETFの代表格SPYDの利点と弱点。
さらに新NISA制度を利用時の
配当額について解説します。
※投資は自己責任ですので、参考程度で。
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SPYDについて
SPYDの概要
finviz.comより(参考:https://finviz.com/)
SPYDとはS&P500の構成株の中で
高配当株に焦点を当てた
株式の指数連動型の高配当米ETFです。
これは、500銘柄の中で高配当を期待できる
上位80銘柄に絞り、投資をする商品です。
S&P500とSPYD(構成セクターの違い)
S&P500は、情報技術、ヘルスケアセクターが多いですが
SPYDは金融、不動産セクターの構成割合が多いです。
S&P500とSPYD(配当利回り構成の違い)

S&P500は半分弱が1%未満の配当利回り銘柄で構成されており
成長性を重視した指数であることがわかります。
ここから高配当株80銘柄を抜き出したSPYDは
配当利回り3%以上の銘柄でほとんどが構成されています。
さらに一株が安価で手を出しやすいため、
高配当株をこれからポートフォリオに組み入れたいと考える人には
入門的な銘柄です。
私もポートフォリオはSPYDとHDVを組入れて
定期的に出る分配金を楽しんでいます。
【配当性重視の優良ETF】
・SPYD:1株が安く、利回り重視
・HDV :防御を固めつつ、利回りが欲しい
・VYM :分散性と増配性重視
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2023年の配当予定日
権利付き 最終日 | 権利落ち日 | 権利確定日 | 配当額 |
3/16 | 3/17 | 3/20 | $0.387419 |
6/15 | 6/16 | 6/20 | $0.465386 |
9/14 | 9/15 | 9/18 | $0.440871 |
12/17 | 12/28 | 12/29 | 未定 |
配当の権利をもらうためには、
権利付き最終日までに
銘柄を保有している必要があります。
※あくまで予定日ですので、購入の際は
公式サイトでの確認を推奨します。
配当金の推移(2020~2023年)

2023年の9月の分配金は、増配でした。
前年同月比、約5.3%増配と着実に増加しています。
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新NISAで日本での課税を回避できる
今までNISA制度では高配当株は、
5年間しか非課税にならず恩恵が少なかったです。
しかし、2024年から開始の新NISAは
成長投資枠として年間240万円使えます。
NISA制度を使うと米国課税のみに限定でき
日本での課税を回避できます。
非課税期間が恒久化しているため、
この効果が永続的に続くと考えると
使わない手はないです。
【下記条件で新NISAで利用する場合】
・SPYDを年間240万円購入
・配当利回り5%
240万円 x 5% = 12万円
【米国での課税:10%】
120,000×0.9= 108,000
【受け取り額】
108,000円
【日本での課税額が免除】
約21,940円お得に受け取れる
▼新NISA制度について

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SPYDを運用する時の懸念点
分散性が低く、暴落しやすい
SPYDは、ディフェンス銘柄が少なく
暴落の影響を受けやすいです。
しかし、VYMだと利回りが物足りない。
そんな人には、SPYD+HDVで利回りと
分散性をカバーする手法もあります。
【SPYD+HDVで利回りと分散性を両立】
SPYDとHDVは分散性ではVYMに劣ります
しかし、2つを組み合わせることで
利回りを高めつつ、分散性を上げることも可能。
▼詳しくはこちらで解説中



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買い増しのタイミング
配当利回りが希望の値まで上昇した時
自分が目指す利回りまで上昇した時です。
これは、分かりやすい指標ですね。
VYMであれば3%、HDVなら4%など
平均利回りの上限やさらに上昇した時に
一括購入することを私は目指しています。
株価が上昇し、利回りが低下した時は
買い増しをせず、配当金を楽しむ。
そうしたメリハリを持った運用を私は好んで実践しています。
市場が暴落したタイミング
もう1つが相場環境により判断する方法です。
高配当株ETFを買い増すタイミングとして、
市場が暴落したタイミングです。
こちらは上級者向けの内容ですが
ポイントとしては、この金融相場をFRBが意図的に起こした時が
絶好の買い増しタイミングです。
コロナショックの際に大きな上昇を支えたのは
FRBの政策金利の引き下げと金融緩和(QE)でした。
詳しい解説は以下のページからどうぞ。
▼米国相場のバロメータ「政策金利」を図解で解説



▼米国相場へドーピング「金融緩和と金融引き締め」



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SPYDを買付手数料無料で買いたい


定期買付でかかる手数料は、できれば
無料を選択するようにしましょう。
各証券ごとに無料で買付できる
ETFは若干異なりますので、
チェックしてみましょう。
▼米国相場のバロメータ「政策金利」を図解で解説



▼米国相場へドーピング「金融緩和と金融引き締め」



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まとめ
いかがだったでしょうか。
SPYDの利点と弱点と
新NISA利用時の効果を解説しました。
日々、投資について勉強を重ねて
お互い良い投資生活を送れると良いですね。
※投資は自己責任ですので、あくまで参考程度で。
皆さんの参考になれば、幸いです。
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