2022年の暴落相場で強さを発揮
高配当株投資を考えた時に
高配当株ETFが便利だと気づいた皆さん
さすがです!
HDVはエネルギー・ヘルスケア
など暴落に強い銘柄構成のため
2022年の荒れ相場でも
安定した成績を残しました。
この記事では、HDVの利点と弱点、
さらに新NISA制度を利用した時の
想定される配当額について解説します。
※投資は自己責任ですので、参考程度で。
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【長期投資に心折れそうな人へ】
・インデックス投資のお得な始め方
【配当性重視の優良ETF】
・SPYD:1株が安く、利回り重視
・HDV :防御を固めつつ、利回りが欲しい
・VYM :分散性と増配性重視
【分散性重視の優良ETF】
・VT:全世界株式分散
・VTI :全米株式分散
・VOO :S&P500指数への分散
【超高配当株ETF(注意点多)】
・XYLD :S&P500のカバーコール
・QYLD :NASDAQのカバーコール
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HDVの概要と直近チャート
HDVとは財務健全性に焦点を当てた
指数連動型の高配当株ETFです。
エネルギー・ヘルスケアをメインとし
逆金融相場などハイリスクな株から
資金が抜けていく局面で強さを発揮します。
2022年は、ロシアのウクライナ侵攻で揺れ
エネルギーセクターへ資金が流れました。
そのため、高配当株ETF
(SPYD,HDV,VYM)の中で
株価が崩れにくいETFでした。
▼高配当株ETFについて



2022年はHDVが最強だった
こちらを比較するとHDVは、
ディフェンシブな銘柄の比率が高く
SPYDと比べて暴落局面での
強さが目立ちます。
VYMよりもエネルギーセクター、
ヘルスケアセクターに強いため
2022年はこの中で1位の成績でした。
ちなみにコロナショック時の
暴落率は、以下です。
SPYD:-36.6%
HDV :-26.1%
VYMだと利回りが
少し物足りないという人は
HDVを組み込むことをオススメします。
▼SPYD+HDVでさらに利回りを高めることも



配当金の推移について
2022年、HDVは増配でフィニッシュ!
前年比で5.9%増で堅調な増加。
全世界的なエネルギー問題により
エネルギー分野の売り上げが急騰し、
HDVも株価も上がりやすい状況です。
しかし、バイデン大統領は
石油エネルギー分野よりも
クリーンエネルギーへの転換を
画策しているため
世界情勢が落ち着くと
HDVのメイン構成銘柄の
石油系の企業の売り上げが落ち
減配の可能性があります。
高値で掴まないように
市場状況は確認しておきましょう。
ちなみに米国高配当株ETFのため、
配当金受け取り時に米国と日本、
両方の税金がかかります。
これは米国ETFの弱点と言えます。
分配金10,000円の場合
【米国での課税:10%】
10,000×0.9=9,000
【日本での課税:20.315%】
9,000 x 0.79685=7,171.65
【受け取り額】
約7,171円
▼配当金について



2023年の配当予定日
権利付き 最終日 | 権利落ち日 | 権利確定日 | 配当額 |
3/22 | 3/23 | 3/24 | 未定 |
6/6 | 6/7 | 6/8 | 未定 |
9/25 | 9/26 | 9/27 | 未定 |
12/19 | 12/20 | 12/21 | 未定 |
配当の権利をもらうためには、
権利付き最終日までに
銘柄を保有している必要があります。
※あくまで予定日ですので、購入の際は
公式サイトでの確認を推奨します。
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新NISAで日本での課税を回避できる
ここで2024年から始まる新NISAが活きてきます。
新NISAは、成長投資枠として年間240万円使えます。
NISA制度を使うと米国課税のみに限定でき
日本での課税を回避できます。
新NISA制度を利用し
年間240万円HDVを購入した場合。
利回り3.5%だとすると
240万円 x 3.5% = 8.4万円
【米国での課税:10%】
84,000×0.9= 75,600
【受け取り額】
75,600円
【日本での課税額が免除】
約15,359円お得に受け取れる
もし、HDVで高配当株投資を
始めようと考えているなら
新NISAの利用もご検討ください。
▼新NISA制度について



▼SPYD+HDVで利回りと分散性を上げる



HDVを買付手数料無料で買いたい


定期買付でかかる手数料は、できれば
無料を選択するようにしましょう。
各証券ごとに無料で買付できる
ETFは若干異なりますので、
チェックしてみましょう。
▼SBI証券で無料買付できるETF



▼楽天証券で無料買付できるETF



▼マネックス証券で無料買付できるETF



買い増しタイミングはいつ?
高配当株投資の買い増しタイミングは、
インデックス投資と違う視点が必要です。
高配当株の買い増しタイミングは、
あなたが欲しい利回りになったときです。
インデックス投資と違い、
自動積立には向いておらず
株価の下落や市場全体の暴落など
買い増しタイミングは不定期です。
たとえば、HDVで利回り
〇%以上になったら買い増す。
上記のようなルールが一般的です。
市場の動向を勉強する必要があり、
投資始めての頃は、難しいと感じます。
▼私の投資成績について



【長期投資に心折れそうな人へ】
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【配当性重視の優良ETF】
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【分散性重視の優良ETF】
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【超高配当株ETF(注意点多)】
・XYLD :S&P500のカバーコール
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まとめ
いかがだったでしょうか。
HDVの利点と弱点と
新NISA利用時の効果を解説しました。
暴落局面・インフレ局面など
世界情勢が荒れる時は
より強さを発揮します。
SPYD+HDVで分散性を高めつつ
利回りも求めるなど
様々な組合せにも優秀な銘柄です。
日々、投資について勉強を重ねて
お互い良い投資生活を送れると良いですね。
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