利回りと分散性のバランスが重要
高配当株投資を考えた時に
高配当株ETFが便利だと気づいた皆さん
しかし、分散性を意識したVYMだと
利回りが少し物足りなと感じていないでしょうか
そうした時は、SPYDとHDVを組み合わせて
考えてみてはいかがでしょうか。
この記事では、SPYD+HDVで構成した時の
有用性をわかりやすく解説しています。
※投資は自己責任ですので、参考程度で。
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・投資初心者が長期投資を始める時の4ステップ
【新NISA+iDeCoの相乗効果について】
・図解で学ぶ新NISA+iDeCo戦略
SPYDとは
SPYDの概要
SPYDとはS&P500の構成株の中で
高配当株に焦点を当てた
株式の指数連動型の高配当米ETFです。
これは、500銘柄の中で高配当を期待できる
上位80銘柄に絞り、投資をする商品です。
配当利回りの高さが売りですが
暴落時に売り込まれやすいなど
株価が乱高下しやすいです。
SPYDの構成概要
この図は、構成銘柄の利回りを
構成比率でグラフ化したものです。
(2023/4/7時点)
S&P500の中で3%未満の
配当利回り銘柄は組み込まれておらず
高い利回り構成であることがわかります。
▼SPYDの直近株価
finviz.comより(参考:https://finviz.com/)
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HDVとは
HDVの概要
HDVとは財務健全性に焦点を当てた
指数連動型の高配当株ETFです。
エネルギー・ヘルスケアをメインとし
逆金融相場などハイリスクな株から
資金が抜けていく局面で強さを発揮します。
2022年は、ロシアのウクライナ侵攻で揺れ
エネルギーセクターへ資金が流れました。
そのため、高配当株ETF
(SPYD,HDV,VYM)の中で
株価が崩れにくいETFでした。
HDVの構成概要
この図は、構成銘柄の利回りを
構成比率でグラフ化したものです。
(2023/4/17時点)
SPYDと違い、3%の未満の
配当利回り銘柄も組み込まれています。
財務健全性を元に構成されているため
SPYDより利回りは多少落ちます。
▼HDVの直近株価
finviz.comより(参考:https://finviz.com/)
SPYDとHDVの相性について
高配当株ETFを考えるときに
よくオススメされるのはVYMですが
SPYDとHDVより利回りで劣ります。
ただ投資を始めてすぐは
ある程度利回りがある方が
長く続けるモチベに繋がります。
そこで強みとするセクターが違う
SPYD+HDVの構成の
分散性を図解しました。
この図のように分散性を高めつつ
利回りがとれる構成にすることで
私はリスク・リターンの
バランスを取っています。
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新NISAで日本での課税を回避できる
今までNISA制度では高配当株は、
5年間しか非課税にならず恩恵が少なかったです。
しかし、2024年から開始の新NISAは
成長投資枠として年間240万円使えます。
NISA制度を使うと米国課税のみに限定でき
日本での課税を回避できます。
非課税期間が恒久化しているため、
この効果が永続的に続くと考えると
使わない手はないです。
【下記条件で新NISAで利用する場合】
・SPYDを年間240万円購入
・配当利回り5%
240万円 x 5% = 12万円
【米国での課税:10%】
120,000×0.9= 108,000
【受け取り額】
108,000円
【日本での課税額が免除】
約21,940円お得に受け取れる
▼新NISA制度について

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買い増しのタイミング
配当利回りが希望の値まで上昇した時
自分が目指す利回りまで上昇した時です。
これは、分かりやすい指標ですね。
SPYDであれば5%、HDVなら4%など
平均利回りの上限やさらに上昇した時に
一括購入することを私は目指しています。
株価が上昇し、利回りが低下した時は
買い増しをせず、配当金を楽しむ。
そうしたメリハリを持った運用を私は好んで実践しています。
市場が暴落したタイミング
もう1つが相場環境により判断する方法です。
高配当株ETFを買い増すタイミングとして、
市場が暴落したタイミングです。
こちらは上級者向けの内容ですが
ポイントとしては、この金融相場をFRBが意図的に起こした時が
絶好の買い増しタイミングです。
コロナショックの際に大きな上昇を支えたのは
FRBの政策金利の引き下げと金融緩和(QE)でした。
詳しい解説は以下のページからどうぞ。
▼米国相場のバロメータ「政策金利」を図解で解説



▼米国相場へドーピング「金融緩和と金融引き締め」



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SPYDを買付手数料無料で買いたい


定期買付でかかる手数料は、できれば
無料を選択するようにしましょう。
各証券ごとに無料で買付できる
ETFは若干異なりますので、
チェックしてみましょう。
▼米国相場のバロメータ「政策金利」を図解で解説



▼米国相場へドーピング「金融緩和と金融引き締め」



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まとめ
いかがだったでしょうか。
SPYDとHDVの利点と弱点と
新NISA利用時の効果を解説しました。
日々、投資について勉強を重ねて
お互い良い投資生活を送れると良いですね。
※投資は自己責任ですので、あくまで参考程度で。
皆さんの参考になれば、幸いです。
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