QYLDは超高配当株ETFである
2024年から始まる新NISA制度は
非課税期間が恒久化され、
高配当株投資を考える人には
大きな改正だったと言えます。
この記事では、
超高配当株ETFのQYLDの利点と弱点。
さらに新NISA制度を利用時の
配当額について解説します。
※投資は自己責任ですので、参考程度で。
▼成長性と分配金を目指すハイブリッド投資

【長期投資に心折れそうな人へ】
・インデックス投資のお得な始め方
【配当性重視の優良ETF】
・SPYD:1株が安く、利回り重視
・HDV :防御を固めつつ、利回りが欲しい
・VYM :分散性と増配性重視
【分散性重視の優良ETF】
・VT:全世界株式分散
・VTI :全米株式分散
・VOO :S&P500指数への分散
【超高配当株ETF(注意点多)】
・XYLD :S&P500のカバーコール
・QYLD :NASDAQのカバーコール
▼米国株を体系的に学ぶなら(無料講座もあり)

QYLDの概要と直近チャート
QYLDとはNASDAQ-100インデックスの
構成銘柄を現物でを毎月購入し
オプション取引の一種である
カバーコール手法で運用します。
NASDAQ-100は、
米国の成長を支える
成長性の高く優秀な
企業の集まりです。
基本方針は、毎月分配ですが
2020年のほとんどは無配当でした。
え?なんで、無配当?
そう思ったあなたは、
次の分配金の仕組みを見ると
その理由が分かると思います。
▼分配金の推移と構成銘柄


▼マネックス証券で手数料無料で買付可能



QYLDと分配金の仕組み
NASDAQ-100指数が
今後上昇すると予想する人が多いと
分配金がもらいやすい。
NASDAQ-100指数が
今後下落すると予想する人が多いと
買い手がおらず、
分配金が減りやすいです。
安定的に分配金をもらうなら
ヨコヨコか緩やかな上昇相場です。
これを踏まえると
2020年のコロナショック時は
無配当となる月が出るのも理解できますよね。
短期的にリスクを取って
高い分配金を狙うなら
XYLDもあります。
そのようにとらえると
分かりやすいと思います。
▼XYLDについてはこちら



新NISAが始まったら組み込むべき?
この運用手法を考えると
組み込むとしても10~20%程度に
留めるべきだと考えています。
理由としては、超高配当株とはいえ
短期的な投資銘柄のため、
新NISAの長期的な非課税の恩恵を
活かしきれない銘柄と考えています。
新NISAでもし高配当株投資をするなら
SPYDの方が長期目線で利点が多いと感じます。
▼オススメETF「SPYD」



▼新NISA制度について



新NISAで高配当株投資をするなら
私は、米国高配当株ETFを利用しています。
プロが組入れ銘柄の選定を実施し、
ポートフォリオを管理していることと
暴落時に回復した実績があるからです。
QYLDでリスクの高い高配当を狙うより
SPYD、HDV、VYMを組合せて
運用する方が、安心して運用できると
考えています。
【長期投資に心折れそうな人へ】
・インデックス投資のお得な始め方
【配当性重視の優良ETF】
・SPYD:1株が安く、利回り重視
・HDV :防御を固めつつ、利回りが欲しい
・VYM :分散性と増配性重視
【分散性重視の優良ETF】
・VT:全世界株式分散
・VTI :全米株式分散
・VOO :S&P500指数への分散
【超高配当株ETF(注意点多)】
・XYLD :S&P500のカバーコール
・QYLD :NASDAQのカバーコール
▼米国株を体系的に学ぶなら(無料講座もあり)

まとめ
いかがだったでしょうか。
QYLDの利点と弱点と
新NISAでは組み入れるべきかを解説しました。
仕組みが複雑なため、
リスクを理解せずに利回りだけで
優良ETFと考えやすい銘柄です。
兼業等で忙しい人は、
SPYD、HDV、VYMから選ぶ方が
メンタル的に良いと思います。
日々、投資について勉強を重ねて
お互い良い投資生活を送れると良いですね。
※投資は自己責任ですので、参考程度で。
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