皆さんはチェックしていますか?投資信託の目論見書
この記事を読むと、投資信託の商品が購入できなくなるリスク
「信託金限度額」についてを学ぶことができます。
投資初心者だとなかなか全て読み切るのに
苦労する投資信託の目論見書に書かれていますので、チェックしてみましょう。
※投資は自己責任ですので、あくまで参考程度で。
▼私の投資成績については、こちらをご覧ください。

▼これから1000万円を貯めようと思う方は、こちらの記事を参考にしてみてください。



信託金限度額とは
信託金限度額とは、その投資信託の総額に対する限度額のことです。
(利用者から信託された元金から算出される)
この額を超えた場合は、利用者は追加で投資信託を購入することができなくなる。
(募集が停止される)
20年間積み立てていこうとしていたのに限度額があるの?と思われるかもしれませんが
信託会社も信託金が多すぎることで、想定した買い付けができなくなる可能性があるため、こうした限度額が定められています。
投資信託の総額はざっくりいうと時価総額で見ることができます。
では、2022/9/28現在のランキング上位の投資信託の
時価総額と信託金限度額を見ていきましょう。
有名な投資信託商品と現在の運用額(2022/9/28時点)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
時価総額 :1兆4165憶6000万円 (2021/10/29時点で7394億円)
信託金限度額:2兆円
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)


時価総額 :6433億3500万円 (2021/10/29時点で3224億円)
信託金限度額:2兆円
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド


時価総額 :6406億7500万円 (2021/9/30時点で3199.5億円)
信託金限度額:3兆円
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
時価総額 :96億4730万円(2022/1/29開始)
信託金限度額:5000億円
限度額に到達するともう購入ができないのか
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、人気の高さがうかがえます。
すぐに限度額になってしまいそうですが、限度額到達前にアナウンスがあります。
例えば、2022/2/28にeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、
限度額を5000億円から2兆円に引き上げています。
基本的には、限度額拡大の方向に進むと思われますが、
急激に信託金が増加した場合は一時的に募集停止も考えられます。
そうした時は、パニックにならずに募集再開まで待つか
もしくは別の同じ指数に連動した投資信託を買うなど、対策は考えておきましょう。
信託金限度額が気になってしまうという方は、
VTIやVIなど同じ指数に連動した米国株ETFについて調べておくといいと思います。
▼米国株ETFについて



まとめ
いかがだったでしょうか、少しドキッとする記事だったかもしれませんが
投資信託というのは株式やETFと違いこういったリスクを持っています。
もし、その時になったときは行動できるようにお互い準備しておきましょう。
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