月々5万円の配当金が欲しい場合、どう計画するか
FIREを目指すことを目指す時に、
リスクを考えるとインデックス投資か高配当投資で意見が分かれると思います。
私はインデックス投資をコア、高配当株投資をサテライトでバランスを調整しながら
長期投資でFIREを目指しています。
この記事では、月々の配当金50,000円をもらうために
どのように考えればいいのかを深堀しながら解説しようと思います。
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▼資産1000万円をこれから目指す人はこちらの記事をご覧ください



日本株で月々5万円の配当株を得る
日本株で高配当株投資をするメリットは、
「情報が手に入りやすいこと」と「外国株投資より課税額が少ない」ことです。
日本企業であれば、企業動向やニュースも追いやすく、損切りの判断がしやすいです。
また、投資に関する課税も国内に限定されるので、課税額が少なくなります。
日本では配当金の支給が年1回か2回が主流です。
(欲しい配当金) x 12 ÷ 配当利回り ÷ (1-(所得税+住民税))
配当利回り3%の株式に投資して月々50,000円欲しい場合の計算例
50,000 x 12 ÷ 0.03 ÷ (1-(0.15315+0.05))
= 600,000 ÷ 0.03 ÷ 0.79685
= 25,098,826.62985505 (約2510万円)
▼各利回りと必要な投資額の関係について
配当額(月々) | 配当金(年額) | 配当利回り | 必要投資額 | 月々積立(20年間) |
5万円 | 60万円 | 1% | 約7530万円 | 31万3750円 |
2% | 約3765万円 | 15万6875円 | ||
3% | 約2510万円 | 10万4583円 | ||
4% | 約1883万円 | 7万8458円 | ||
5% | 約1506万円 | 6万2750円 | ||
6% | 約1255万円 | 5万2291円 | ||
7% | 約1077万円 | 4万4875円 | ||
8% | 約942万円 | 3万9250円 | ||
9% | 約837万円 | 3万4875円 | ||
10% | 約753万円 | 3万1375円 |
米国株で月々5万円の配当株を得る
米国株で高配当株投資をするメリットは、
「高配当株に特化したETF」が多数あることと、「成熟した市場環境」にあります。
連続増配を60年以上続ける企業もあるほど市場環境が整備されています。
(日本は、花王の32年が最高(2022/10/29時点))
しかし、日本企業と比べて、企業動向やニュースを追うのに苦労することと
米国に税金を支払う必要があるため、必要投資額が引きあがることがデメリットです。
一部課税額が返ってくる「外国税額控除」制度もありますが
控除額は、所得額で決まるため、収入が低いと全額は返ってこない可能性もあります。
▼高配当株ETFについて
https://iloveweekdays.com/post-643/
(欲しい配当金) x 12 ÷ 配当利回り ÷ (1-米国課税)÷(1-(所得税+住民税))
配当利回り3%の株式に投資して月々50,000円欲しい場合の計算例
50,000 x 12 ÷ 0.03 ÷ (1-0.1) ÷ (1-(0.15315+0.05))
= 600,000 ÷ 0.03 ÷ 0.9 ÷ 0.79685
= 27,887,585.14428339(約2789万円)
▼各利回りと必要な投資額の関係について
配当額(月々) | 配当金(年額) | 配当利回り | 必要投資額 | 月々積立(20年間) |
5万円 | 60万円 | 1% | 約8367万円 | 34万8625円 |
2% | 約4184万円 | 17万4333円 | ||
3% | 約2789万円 | 11万6208円 | ||
4% | 約2092万円 | 8万7166円 | ||
5% | 約1674万円 | 6万9750円 | ||
6% | 約1395万円 | 5万8125円 | ||
7% | 約1196万円 | 4万9833円 | ||
8% | 約1046万円 | 4万3583円 | ||
9% | 約923万円 | 3万8458円 | ||
10% | 約837万円 | 3万4875円 |
高配当株投資は、実は難易度が高い
高配当株の企業というのは、企業の成長性よりも株主への還元を重視する企業が多く、
株価の成長をあまり期待できません。
そのため、入金力と購入タイミングを見極める必要がでてきます。
初心者向けとして紹介されることも多い投資法ですが、
実は、勉強が必要な癖の強い投資法だと個人的に思います。
▼高配当株投資について






▼高配当株投資を勉強するなら、オススメの書籍はこちら




まとめ
いかがだったでしょうか。
高配当株投資を計画する場合は、実際どれぐらいの資産が必要になるのか
課税等でわかりにくいと思い記事にしました。
配当金は全体に課税されてしまうため、投資計画への影響がかなり大きいです。
そうした部分も考慮した、ポートフォリオを形成できるようにお互い頑張りましょう。
皆さんの参考になれば、幸いです。
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