あなたの感銘を受けたギターソロは?
ギタリストの皆さん、あなたが憧れたギターソロはありますか?
この記事では、普通の人は知らない技巧派ギタリスト達の隠れた名曲をご紹介します。
これからご紹介するギタリストと曲を全て知っていたら、音楽通と自慢してください。
それでは、行ってみましょう!
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ジョー・サトリアーニ
1人目は、スティーブ・ヴァイ、カーク・ハメット(メタリカ)の師匠として知られる
スーパーギタリスト「ジョー・サトリアーニ」です。
スキンヘッドにサングラスをかけた印象的な姿を見たことのある人もいるかもしれません。
過去グラミー賞に15回ノミネートされた超実力派インストゥルメンタルギタリストです。
ジャンルとしては、ハードロックやフュージョン※に分類されます。
彼の特徴は、ライブでも崩れない正確無比で多彩なテクニックと曲構成の豊かさです。
代表曲に「Surfing with the Alien」、「Summer Song」、
「Satch Boogie」、「Crowd Chant」などがあります。
※フュージョン
ジャズの派生形のジャンル
ジャスは、アコースティックベースやピアノなど電気を用いない楽器をメインとしています。
仕様楽器をエレキギター、エレキベース、シンセサイザーなどに置き換えて、さらに一歩進んだものフュージョン(クロスオーバー、スムースジャズとも言う)
ここをさらに発展させたものが、NEO SOUL、NEO FUNKと言われるジャンルです。
正確無比でありながら、表現力豊かな「Made of Tears」
その曲は、アルバム「Super Colossal」に収録されています。
静かに始まるこの曲は、ドラムとベースとギターのシンプルな構成でありながら、
彼のテクニックを味わい尽くすことができます。
ギターインストアルバムであるため、ボーカルがメイン歌う曲はありません。
しかし、哀愁と激情が入り混じった感情を感じることのできる素晴らしい名曲です。
▼収録アルバム「Satriani Live」


和嶋 慎治
2人目は、90年代のバンドブームの時に現れた異端のバンド
「人間椅子」のギタリスト「和嶋 慎治」です。
このバンドは、日本文学を題材とした曲を多く作っており、
バンド名も江戸川乱歩の著書に由来します。
バンドブームが下火になり、表舞台から長らく遠ざかっていましたが、
地道な活動が実を結び2017年以降再び評価され、海外でも人気が出ています。
その音楽性は、70年代のプログレッシブロック、ハードロックに影響を受けており、
ブラックサバスの影響が色濃くバンドサウンドに現れています。
青森弁で怪しく歌うボーカルと目まぐるしく変わる曲調、そこに加わる三味線の旋律をハードロック調にアレンジしたソロは必見です!
代表曲は、「芋虫」、「針の山」、「なまはげ」など。
70sプログレッシブの色を強く感じる怪作「りんごの泪」
青森弁で謳い、ハードなプログレッシブロックの雰囲気をまとった怪作。
日本語ロックを突き詰めた先にたどり着いたであろう唯一無二の名曲です。
曲調が途中でがらりと変わった後に、
差し込まれるギターで奏でる津軽三味線サウンドを聞けば、一発で虜になると思います。
▼収録アルバム「人間失格」

渡辺 香津美
3人目は、日本人ジャズギタリストの巨頭「渡辺 香津美」です。
日本人のスーパーギタリストと言えば、渡辺 香津美と答える人はとても多いです。
若い世代にもぜひ名前を知ってほしい、ギタリストの1人です。
(私が大きな影響を受けたギタリストの1人です)
ジャンルは、ジャズ、フュージョン、ロックなど多岐にわたります。
彼の最大の特徴は、圧倒的なテクニックから繰り出される圧巻のアドリブになります。
私がアドリブという文化に触れた最初のギタリストです。
代表曲は、「ユニコーン」、「リキッド・フィンガーズ」、「遠州つばめ返し」など。
YMOと共演した「ジ・エンド・オブ・エイジア」
※この映像は別の曲です。
それは、YMOの海外ツアーにサポートとして帯同した際のテイク「FAKER HOLIC」の
ディスク2に収録された「ジ・エンド・オブ・エイシア」という曲です。
坂本龍一作曲の「ジ・エンド・オブ・エイシア」という曲も素晴らしいのですが
それをさらに引き立てる渡辺 香津美のギターソロも素晴らしいです。
私のギタリスト人生で最も衝撃を受けたギターソロです。
このギターソロなんと9分13秒の曲の内、ギターソロが4分35秒続きます。
長尺だが、中だるみなどなく鬼神のようなギターソロを聞くことができます。
そこには、全盛期の「渡辺 香津美」の全てが詰まっているように感じます。
しかし絶版になってしまったので、手に入れることは難しいです。
豆知識ですが
この「FAKER HOLIC」は、
1980年に発売されたYMOの名盤「公的抑圧」で契約の問題でなくなくカットされた。
渡辺 香津美と矢野顕子の演奏を収録した完全版という位置づけです。
「公的抑圧」は「FAKER HOLIC」の音源から使えない音源をカットして再編集したバージョンです。
再編集版と言われますが、
その完成度はすさまじくYMOファンの中では伝説のアルバムとなっています。
▼伝説の再編集アルバム「公的抑圧」


まとめ
いかがだったでしょうか。
全てのギタリストと曲が分かったあなたは、音楽通と呼んで差し支えないでしょう。
最近刺さる曲がないと嘆いている人もぜひ彼らのギタープレイを聴いて、
その溢れ出るパワーを感じていただきたいです。
こうした隠れた名曲はまだまだたくさんあります、
今後もどんどん紹介していこうと思います。
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